ヘルメットの使用期限は厳密には決まりがないですが、概ね破損がなくとも使用開始から3~4年で交換した方が良いとのことです。
今までもTREK Ballista MIPS ロードヘルメットを使用していましたが、交換時期となったので、新型となったこのヘルメットを購入しました。
ヘルメットの特徴を、私がヘルメット選びの際に重視する点とともに紹介していきます。
①MIPSもしくはそれと同様な機構のあるヘルメットである。
Ballista MIPSはその名の通り、MIPSという頭部保護機構を搭載しております。可能な限り安全な商品を使いたいという意味で、この機構を搭載したものを使用することにしております。
![]() |
旧バリスタのMIPSはシート状でした。クーリングに影響していました。 |
![]() |
新型バリスタはMIPS Airと言うシステムでパッドの下に隠れるようになっています。クーリングと空力がよさそうです。 |
②頭にフィットする。
Ballista MIPSにはアジアンフィットの製品があります。私は、OGK Kabutoヘルメットがピッタリフィットの頭の形状で、TREKのアジアンフィットはそれに近いフィットとなります。防護具は身体にピッタリ適合してこそ性能を発揮するので頭にフィットするものを選びます。
③エアロ形状である。
頭部は空気抵抗の大きい部分であり、エアロヘルメットはその軽減に役に立ちます。可能であればエアロを意識したヘルメットを選びたいです。
![]() |
ベンチレーションの配置がだいぶ変わっています。下を向くポジションに最適化されているように見えます。 |
![]() |
上から見ると新型は後部の構造が大胆です。溝を設けることによって意図的に空気流を剥離させ、より幅広い角度と速度域で空気抵抗を減らそうとしているように見えます。 |
![]() |
真横から見るとやはり下を向き気味の時に最適化させる形状のように見えます。 |
④クラッシュリプレイスメントプログラムがある。
TREKのヘルメットの一部には、購入してから1年間のうちにヘルメットを無償で交換してくれるというサービスがあります。
実は先代のBallistaを使用していたとき、MTBでジャンプの着地に失敗して転んでしまったことがありました。その際に頭部をぶつけてしまい、MIPSの作動とヘルメットが一部窪んでしまうというダメージを受けました。
ベンチレーションカバーのズレと表面への擦り傷、若干の凹みがあります。 |
MIPSがずれており衝撃を吸収したようです。 |
MIPSと帽体を繋ぐ黄色いバンドが伸びて衝撃を吸収しています。 |
そのおかげで、頭部にダメージなく今も健康を保てているわけですが、その際ヘルメットを交換してもらい、大変ありがたかったです。
TREKのヘルメットの安全性に関心し、またこのサービスがあるからこそ購入し続けようと思いました。
その他
実は、これの前は他のメーカーのエアロ系のヘルメットをかぶっていました。そのヘルメットを被っていた際に、これまたMTBのジャンプでの着地に失敗して転んでしまい、頭部をぶつけてしまいました。その際にヘルメットが文字通りバラバラになり、形を保てないほどに破損してしまいました。
もちろん、破損した分エネルギーを吸収してくれたということで、実際頭部には外傷なく無事でした。しかしながら、転倒した際に頭を打つ回数が1回であるという保証はないです。
もし転倒して転がり続けたりして頭を何度も打ってしまうような状況になった場合、リスクが高いのではないかという考えに至りました。もう怖くてそのメーカーの製品は使えなくなってしまいました。
妻も同じヘルメットを使用しておりましたが、すぐに使用をやめ、TREKのMIPS搭載ヘルメットに変えました。
Ballistaを被った際に起こった転倒は、それと比べてもかなり激しいものだったのですが、ヘルメットは原型をとどめていました。重いぶん、しっかりとしたクッションの厚みがあり、強度が優れるということだと思います。
![]() |
新型バリスタは約274.5g。決して軽くはないですが、重すぎるという重量ではありません。 |
![]() |
旧型も275gと新型とほぼ同じ重量です。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿